ファイヤアーベントをちょっとだけ読んだ話

ファイヤアーベントは、相対主義である。
正直プロタゴラス主義者と言ってもいいかもしれないくらいには相対主義者に見える。

ただし、本人的には、ある種の相対主義には反対であると主張している。

 

・・・という辺りを、後年の著作を眺めながら書いてみます。

ただし、Conquest of Abundance という本については、一部しか読んでいません。

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二枚舌の功罪

論述において二枚舌を用いることは、そりゃ当然ダメだと思う。
しかし、以下のように二枚舌が上手く機能し(てしまっ)たような事例も考えられる。

 

・・・という例外的な話題。

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三段論法のワナ?

日常言語の「ならば」(英語だとif)は、たぶん古典論理と挙動が違うっぽい。
というのをStanford Encyclopedia of Philosophyの"indicative conditionals"を眺めながら書いてみる。

 

plato.stanford.edu

 

※英語だと、直説法と仮定法によって用法が分かれるが、正直私はこれを分ける自信が無いので、スルーすることにします。

※McGee, V (1985) "A Counterexample to Modus Ponens", The Journal of Philosophy, vol.82, No.9, p.462-471
を読む必要があるはずなのですが、未読です。

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